2011年6月22日

最近のできごと

5月31日(火)

千葉へ行く。千葉駅から千葉神社→千葉県立図書館→千葉寺→千葉大学→千葉県庁→千葉公園→千葉市中央図書館とまわりインドカレーを食べて帰ってきた。頭に千葉とつく施設が多いのは「千葉県千葉市」という名前もさることながら、かつての郡名も「千葉郡」でありかつての大名も地名をとって「千葉氏」と称したほどである。
千葉氏の紋所は「月星」であり妙見信仰を現している。それゆえ千葉神社も千葉寺(上図)にも天体に関係する紋章が残されており、また現在の千葉市の市章にも月星が織り込まれていて嬉しいものである。

6月9日(木)

教育者たる資格を得んがためわたしの重要な友人が国元に帰っていた。そこで課せられた仕事が「漢字イラストレーション」の指導であるといい、その一助として上図のようなものを数枚制作して進呈した。それぞれなんという漢字か分かるだろうか。生徒らには難解だったようだ。

6月10日(金)

よき友ら3人とともに毎夜、学校で人形を量産している。オーブン粘土などで原型をつくりシリコンで型を取り、そこに樹脂などを流し込んで全工程が終了するのだが、この日ははじめてその工程をまっとうしたのである。そうしてできあがったのが上図のフィギュアなのだ。小川育さんのデザインによるこの「地獄のウサギちゃん」は11月に多摩美術大学芸術祭で販売する。

6月17日(金)

さる重要な友人からいただいたイギリスの1ポンド貨幣である、画像では伝わらないが直径に似合わず厚みのあるものであり威厳が高い。ここに描かれているのはウェールズを象徴するドラゴンであり縁に銘された「PLEIDIOL WYF I'M GWLAD」という文言もウェールズ語である、意味は「祖国に従順たる」というほどでありウェールズの国歌の一節らしい。ウェールズにも国歌があったのか。

6月19日(日)
高校以来の友人とともに川崎大師へ詣でた。この寺院へは京急大師線というのに乗るがまた古い工業地帯らしく風情があっていい。上図右上の丸に三つ柏が寺紋なのだが上図右下のもの、大が4つでダイシというカンティング・アームスである、これが大本堂内の小さな賽銭箱に描かれてあったり、昔の記念タバコ(本堂落慶記念)の側にも描かれてあったし、京急の前身・大師電気鉄道の社紋はこれを川の字でまるく囲ったものであった、公式の寺紋ではないようで出自が気になるところだ。川崎大師から歩いて穴守稲荷にも詣でて羽田空港で昼飯を食ったが、これが案外歩くものでくたびれた。おまけに帰りがけ終電をのがしてしまい友人宅にお邪魔してしまった。徳の高い友人なのである。

6月21日(火)

晴天おどろくほど夏の装いで、今年もまた暑さと湿気が来た。昨日今日と梅雨の晴れ間ですばらしい入道雲が見えた。里山の緑が輝いて美しい。不快指数など高ければ高いほど東京らしくてよい。