2016年7月6日

映画をみる


Zootopia” (2016)

《ズートピア》をみた。

二足で歩くような動物キャラクターを指し表すのに英語圏ではanthroとfurryという2つの符丁が使われる。

anthroはおそらくanthropomorphic擬人的なの略、語源は希語anthropo-人間。一方furryは英語fur毛皮から来た語。それぞれ扱う範囲が異なるようで、私はanthroが人間寄り、furryが動物寄りの造形だと考えている……が検索すると逆の解釈も見られる(anthroを人間になった元・動物とするか人間に似ている動物とするか?)。あるいは単に作品の主題による呼び分けかもしれない。日本語だとケモノという符丁がどちらも包括している。

で映画の話、(私が考えるところの)anthroとfurryとを渡り歩くようなキャラクター造形がよい。動物の体格…二足歩行…毛皮…着衣…と。からっとした話とよく動く顔が魅力的。